モノポリーを初めてやる人、ルールがうろ覚えな人向けの講座です。
ここでは、モノポリーとは何か、どういったゲームなのか?といったところから、
プレイする時の基本的なルールを書きました。
サイコロを使ったボードゲームです。
プレイヤーは不動産や会社を売買したり、他プレイヤーと交渉をしながら、ボードを周回します。
不動産売買ゲームと言われています。
人生ゲームのようにボード上にゴールはないので、別に終了条件があります。
すべてのプレイヤーは1500ドルを持った状態でゲームが始まります。
お互いにお金や不動産などの権利書のやり取りをしていくのですが、レンタル料といって、相手へお金を支払わなければいけない場合があります。
相手への支払いが出来ない時、そのプレイヤーは「破産」となり、ゲームから除外されてしまいます。
対戦相手をすべて破産させて、最後までゲームに残っていたプレイヤーの勝利です。
つまり、モノポリーでの目的は、自分1人生き残り、相手をすべて破産させることになります。
2つのサイコロを同時に振り、出た目の数だけコマを進めます。
この時、ゾロ目(3と3など)が出た場合は、サイコロの目だけ進んで、マスの指示に従ったあと、もう一度サイコロを振り出た目の数だけコマを進めます。
ただし、3回連続でゾロ目が出たときは、3回目の移動をする前に刑務所へ行かなければいけません。
刑務所については、後ほど説明します。
権利書のマスに止まったとき、まだ誰も買っていない場合は、買うことが出来ます。
ただし、いらないと判断した場合やお金がなくて買えない場合は、競売になります。
競売には、すべてのプレイヤーが参加できます。
止まったマスの権利書を、すでに誰かが所有している場合は、権利書に書かれているレンタル料を払わなければいけません。
このレンタル料が払えない場合、破産になります。
ボード上には権利書と同じように共同基金マスとチャンスマスが存在します。
共同基金マスに止まった場合は共同基金カードを、
チャンスマスに止まった場合はチャンスカードを引き、カードの指示に従います。
引いたカードや使ったカードは、山札の一番下に戻します。
順番と順番の間に、すべてのプレイヤーはすべてのプレイヤーに対して交渉することが出来ます。
ただし、誰かがゾロ目を出して2回目、3回目のサイコロを振る前は交渉できません。
交渉で出来ることは、お金や権利書のやり取りです。
例えば、「水道会社を250ドルでください」や「僕はコネチカット通りとリーディング鉄道を出すので、あなたのボードウォーク+200ドルと交換しましょう」という話です。
ただし、お金の貸し借りや、単なる資金援助、代わりに○○をしてくださいというような交渉は出来ません。
厳密に言えば、「代わりに○○をしてください」に関しては、言ってもかまいませんが、相手はそれに従う義務は発生しません。
「刑務所へ行け」マスやカードの指示、3回連続でゾロ目を出すのいずれかによりボードの左下にある「刑務所」マスに入ることがあります。
刑務所マスに入った場合、サイコロを振る前に出所するかどうかを宣言しなければいけません。何も言わずに振った場合は、刑務所を出ないとみなされますがマナーとして言いましょう。
サイコロを振ってもゾロ目でない限り、留まる事になります。
ゾロ目の場合は自動的に釈放となり、出た目の数だけ進みます。
無料で出所出来ます(冤罪または不起訴処分だったのでしょうか?)
しかし、通常のゾロ目とは違い、2回目は振ることが出来ません。
刑務所を出たい場合は、サイコロを振る前に、刑務所を出る宣言をして、50ドルの釈放料を銀行に支払うか、釈放カードを使います。
刑務所には自分の番のサイコロ3回まで、留まることが出来ます。
3回目のサイコロ振った後、ゾロ目ではなかった場合、釈放券または50ドルの釈放料を支払い、出た目の数だけ進みます。
同じカラーの権利書を独占すると、何も建てていないときのレンタル料が2倍になります。
カラーグループの権利書がすべて抵当に入っていない場合、建設費を支払うことで、土地に家やホテルを建設することが出来ます。
家を建設するとレンタル料を上げることが出来ます。
家は一か所につき、4軒建てることが出来ます。
ホテルは家が4軒建っている土地に建てることが出来ます。
また、家はバランスよく立てなければいけません。
ダークブルー(ボードウォークとパークプレイスのカラーグループ)に3軒家を建てる場合、ボードウォークに3軒、パークプレースに0軒という建て方は出来ないということです。
この場合、1軒ずつ家を建ててから、ボードウォークかパークプレイスのどちらかを2軒にすることになります。
家は、権利書に書いてある建設費の半額で銀行に売ることが出来ます。
例えば、オレンジに建てた家を7軒売る時は、オレンジの家1軒の建設費が100ドルなので、700÷2で350ドルの現金にすることが出来ます。
ホテルは家5軒分で計算します。
表向きの権利書を抵当に入れることで、銀行から額面の半額のお金を借りることが出来ます。
目印として、権利書は裏向きにします。
抵当に入っている権利書の土地は、レンタル料をもらうことが出来ません。
また、その権利書が所属しているカラーグループには家を建てることが出来ません。
借りたお金に10%の利息をつけた金額を銀行に返すと権利書を表向きにすることが出来ます。
抵当に入った権利書も交渉することが出来ます。
権利書をもらった相手は、額面の半額に10%の利息をつけてお金を返せば、表向きに出来ます。
簡単にルールを見てきましたが、案ずるより産むがやすし!
1~2回プレーすれば、ルールは頭に入ってきます。
というわけで、一緒にプレーしましょう!(笑)
ルールがわからなくても教えてもらえる東海モノポリークラブの次回のイベントはこちらをご覧ください!